本当はハッカーになりたかったfugumamaの雑記帳

東京在住の二児の母。サラリーウーマン。美味しいものが大好き。

小1の壁・・・乗り越えられたか?復職しました

ようやく暖かくなってきましたね。Fugumamaです。

 

子供達も進級し、上の子に至っては、あんなに嫌がっていた学童にも楽しく通えるようになりました。

一時期は本当に仕事を辞めようかと思いつめていましたが、無事に復職もできました。

 

復職したら、13年ぶりに開発部門に異動になってしまいまして、今更新入社員になったような気持ちで仕事をしております。

早く色々覚えなくては。

 

来週の始業式にならないと、保護者会の日付がわからないので、仕事を休む算段が決められずに困っております。

こういうの、なんとかならないですかね。

不思議なことに各学期末の保護者会の日付は決まっているんですよ。一番直近の4月の進級直後の保護者会が決まらない理由って何なのでしょうか。

 

それはさておき。

タイトルにもありますが、私にとって小1の壁はとても厚く高いものでした。

 

世間で言われている小1の壁のポイントは、

学童保育になると、延長保育ができない

・長期休みにお弁当を作らなくてはいけない

という2点が多いかと思います。

ただ、これらに関しては、ある程度対処が可能だと思っています。

1つ目の課題に対しては、こういってしまうとお叱りも受けてしまうかもしれませんが、そもそも延長保育目当てで仕事をしていた時点でリスク管理不足と思うのです。

世間一般で「ワーキングマザーは会社にやる気を見せるためにもフルタイムで復帰すべき」とかいう意見がありますが、保育園では有効でも、小学校に入ると不可能になるという事実をもっと認識すべきです。

小学校進学後も継続して正社員としてフルタイム勤務するのであれば、

・事務所に常勤する必要があるなら、お迎えの手をあらかじめ確保しておく

・リモートワークやフルフレックス制度のある会社に移る

といった対処をしない限り、マミートラック に入らないとやっていけません。

私自身の話をすると、現職では事務所に出勤しないといけないので、短時間勤務+マミートラック となってしまっています。

しかも短時間勤務は下の子の就学に伴って終了になってしまうため、そこまでには転職しないと、フルタイム勤務はできないと思っています。

 

2つ目の課題、長期休みのお弁当に関しては、はっきり言って慣れも大きいので、1週間くらいのパターンを考えておいて、冷凍食品等をフル活用する前提でいけば、15分程度余裕を見るようにすれば、十分対応できます。

とはいっても、最近はお友達のお弁当メニューが羨ましいらしく、「おうどんのお弁当にしてほしい、できないならスパゲッティにして」とお願いされてしまい、今日のお弁当作りには25分もかかってしまいました…

 

というわけで、これらは何とかなったのですが、一番何とかならなかったのが、娘の精神状態、でした。

 

私が住んでいる世田谷区は学童保育の質が比較的高く、職員も校長経験者や保育士・学校教諭の免許保持者が配置されているのですが、それでも保育園とは違ったようで、毎日泣きはらしていたそうです。

しかも、通っていた保育園は学区が違っており、知り合いが誰一人も居ない状況。

最初は学童に行きたくない、お母さん仕事辞めて、という訴えだったのですが、2学期を過ぎた頃、「3年生の子が意地悪する」「今日は学校お休みする」「ママ、お家にいて」になってしまいました。

職場に事情を説明して何とか半休を駆使して対処しましたが、いかんせん休みも無くなってしまう。担任とスクールカウンセラー、そして児童精神科に相談して、一旦休職した方がいい、という結論に達し、3ヶ月間休職して様子を見ることになりました。

 

3ヶ月間の休職期間中、はじめの頃は学校に付き添い、教室で授業を一緒に受けるなどしていましたが、半月程度で「もう来なくても大丈夫」となり、1ヶ月後には、友達と学校に行かれるようになり、2ヶ月後には学校の授業終了後に学童に遊びに行くことができるまでになりました。

 

元気になった後に本人に聞いてみたら「一人で鍵を開けて留守番するのが嫌だった」とのことで、小学生になれば確かに一人で行動できるようになる反面、まだまだ甘えが必要な時期なのだということに改めて気づかされたのでした。

 

児童精神科医とも話をしましたが、今の労働環境ははっきり言って子どもの犠牲の上に成り立っていると言わざるを得ないです。

少なくとも父親か母親のどちらかが、自宅で就労し子どもの帰りを待つ生活をしないと、いつかどこかで社会にシワ寄せがくるのではないでしょうか。

(もうきていたりして・・・)