本当はハッカーになりたかったfugumamaの雑記帳

東京在住の二児の母。サラリーウーマン。美味しいものが大好き。

ワーキングマザーと過労死と

4月になったのに寒い日が多くて、風邪をひいたのか体調が思わしくありません。Fugumamaです。

 

4月に復職したのを機に、部署を異動したのですが、営業部門からシステム開発部門になったため、少し仕事に対する裁量が増えました。

毎日充実していますが、通勤時間も増えてしまい、明らかに疲れてきているな・・・と思います。

 

育児をしている女性は皆こんなもん、と自分を騙し騙ししながらも何とか生きていますが、30代の時ですら入院生活を余儀なくされていたのに、もうすぐ40歳になってしまう自分としては、こんなんで大丈夫か、不安でいっぱいです。

現職は子どもが小学校に入るまで時短勤務が認められており、わたしもその制度を限度いっぱい活用させてもらっていますが、実感として保育園時代よりも小学校に入ってからの方が

・昼寝がないので子どもの体力が尽きる

・なのに家でやるべきことが多い(宿題と時間割)

・宿題は親のチェックが必須

・下の子が居ると、一緒に遊びがち

・給食がないとお弁当

という、負担が増える訳で、小学校低学年こそ時短勤務が必要なんじゃないかと思うくらい、毎日のスケジュールが分刻みになります。

 

そんな中、こんな記事を見つけました。

 仕事が楽しい人こそ過労死のリスクが高い

https://www.google.co.jp/amp/s/wotopi.jp/archives/37918/amp

 

これ、結構当たっているのではないか。

昔私が子どもだった頃、私の隣人のお母さんと、私がお世話になった友人のお母さんが、40代後半という若い年齢で亡くなられました。

この2人は、ワーキングマザーで、共通するのは2人の優秀な娘さんをお持ちなこと。
隣人は夜中に洗濯機を回していたので、よく私の母が「また洗濯機回してる」と言っていました。

友人のお母さんは、薬剤師として働いていらっしゃいました。中学受験した時に、バスでは少し不便なところを自家用車で送迎してもらっていて、本当に良くしてくれた方でした。

私が高校を卒業する頃に、立て続けに亡くなられていました。お二人とも、確か病死だったと思います。私の母(専業主婦だったが内職していた

)が、ぴんぴんしているので、今思うと、亡くなられたお二方は、当時相当無理をされていたのではないでしょうか。

今、私もその方々に近い年齢になりつつありますが、このペースで少し無理して働き続けて、子供の手が離れる頃に急に自分が病気になってしまう、というのは充分にあり得ることだと思っています。

 

こんな中途半端な状態で人生終わりたくないので、今自分の能力を最大限生かせる環境を求めて、下の子が小学校にあがる頃までに転職すべく、現在転職活動をしています。

ただ、アラフォーで、キャリアがゼネラリスト系だと本当にオファーが来にくいです。

一般向けの転職エージェントに相談していろいろ話を聞いていますが、やはり「時短」前提では、求人数が大幅に減ると。

時間を取ろうとすると、どうしても事務職・バックオフィス、契約社員になってしまうと。

 

私は偏差値秀才だったこともあり、男性と同じように働いて、世の中に何か自分の生きてきた軌跡のようなものを遺したいと思っていたので、ここでハシゴを降りてしまうのはちょっと違う・・・

かといって、ハシゴを登ろうとすると、過労死リスクと隣り合わせになることも理解しているつもりです。

 

昨日話題になった、東京大学の入学スピーチ

「頑張っても報われない社会が待っている」

https://www.buzzfeed.com/jp/saoriibuki/tokyo-uni

 

私は全面的に同意ですが、結構炎上しているようですね。正論過ぎて反論できずに文句だけ言っているのでしょう。

娘が大人になる頃にもこんな理不尽を感じるのでしょうか。そうならないように、そうさせないように、こんな理不尽は、私達の時代で終わらせたいものです。過労死リスクも然り。